Mawariのテストネットで恐らく多くの人が躓くのが、①「コマンドプロンプトでコードを打ち込んだけど、エラーが表示される」、②「Pendingになっていて、ノードがアクティブ化されない」だと思います。今回は、0から最後まで解説するので、比較的簡単な「Guardian NFT のミント」の章まで出来ている方はスキップしていただいて問題ないです。
それでは、まずは下準備のところから説明してきます。
まず、Mawari Network TestNet で Guardian Node(ガーディアンノード)を動かすためには、事前にウォレット・テストトークン・Guardian NFTを準備する必要があります。
ここでは、その手順を分かりやすく解説します。
- ① ウォレットを用意する
- ② Mawari Network TestNet に接続する
- ③ ウォレットアドレスをコピーする
- ④ テスト用 MAWARI トークンを受け取る(Faucet)
- ⑤ Guardian NFT をミントする
- ⑥Guardian Nodeクライアントアプリケーションの設定
- Dockerの設定確認
- burner wallet アドレスを確認する
- メインウォレットからburner walletへトークンを送金
- Guardian Nodeをアクティブ化する(Delegation)
- 📋 ④ ノード側で委任が認識されたか確認
- 追加(余裕のある人向け)
- 🅐
nohupやStart-Jobを使う(簡易・手動起動) - 🅑 Windowsサービス化する(恒久・自動起動)
① ウォレットを用意する
まだウォレットを持っていない場合は、以下のメタマスク作成ガイドを参考に作成してください。ただ、9/20現在で、テストネットに参加できるDiscordのNavigatorロール保有者はそれなりのWeb3熟練者だと思うので、メタマスクは既に保有かと存じます。
ウォレットが作成できたら、次にテストネット用のトークンやNFTを取得していきます。
② Mawari Network TestNet に接続する
- Mawari Network TestNet にアクセスします。
- Mint Mawari Guardian NFTsをクリック
- 画面上部の 「Connect Wallet」 ボタンをクリックしてウォレットを接続します。
- 接続後、ネットワークを「Mawari Network TestNet」に切り替えます。


この操作によって、以降のステップで必要となる操作が可能になります。
③ ウォレットアドレスをコピーする
- 画面右上に表示されているウォレットアドレス横のコピーアイコンをクリックして、自分のアドレスをコピーします。
- このアドレスは、次のステップでテストトークンを受け取る際に使用します。

④ テスト用 MAWARI トークンを受け取る(Faucet)
- Mawari Hub(Faucet) にアクセスします。
- 「Faucet」欄に、先ほどコピーしたウォレットアドレスを貼り付けます。
- 「Request」 ボタンをクリックして、テスト用 MAWARI トークンを請求します。
💡 注意
- テストネットでは最大2トークンまで請求できます。
- 最初は、作成したメインウォレットに2トークンを入れておきます。(Guardian Nodeを購入したウォレットのアドレスです)
- 後で、メインウォレットから1トークンをBurner Wallet(オペレーターウォレット)に送金する必要があります。

⑤ Guardian NFT をミントする
- Mawari Network TestNet に戻ります。
- ページ内の Step1 セクションで、最大3つまでGuardian NFTをミントできます。
このNFTは、Guardian Nodeクライアントを起動するために必要になります。
ここから第一の躓きポイントです!!!
ここまでの作業で、
- ウォレット
- テストトークン(MAWARI)
- Guardian NFT
の準備が完了しました。
次は、Guardian Nodeクライアントのセットアップと実行に進みましょう。
⑥Guardian Nodeクライアントアプリケーションの設定
まずは、Mawariのガイドにもあるように、Dockerをインストールしましょう。


遷移先から、さらに see: Overview of Docker Desktopをクリック。

さらに、画面下までスクロールして、自分のOSに合ったバージョンをインストール。ここまで説明してよねぇと思いました….

インストールが完了したら、Docker Desktop Installer.exe を起動して手順に沿って、ダウンロードしてください。
ここまで来たら、ひと段落ですが、このままノードのアクティブ化ができると思ってはいけません!まだ、Docker側の設定を確認しないといけないです。
Dockerの設定確認
① Docker Desktop を起動する
- WindowsでDockerを使うには Docker Desktop が必須です。
- スタートメニューから「Docker Desktop」を起動してください。
- 起動すると、タスクバー右下(通知領域)に クジラのアイコン が表示されます。
- しばらく待つと「Docker Engine is running」と表示されます。
⚠️ 起動していないと、コマンドプロンプトやPowershellでいくらコードを打っても、docker run などのコマンドは動きません。
② Docker が動いているか確認する
PowerShell か コマンドプロンプトで以下を実行:
docker version
Client:とServer:両方が表示されれば OK。error during connect: ...のようなエラーが出るなら、まだ起動できていません。
③ WSL との連携を確認(WSL2バックエンドが有効か)
Docker Desktop は WSL2 を利用します。以下も確認:
- Docker Desktop を開く
Settings→Generalで- ✅「Use the WSL 2 based engine」が有効になっているか確認
Settings→Resources→WSL Integrationで- インストール済みのディストリビューションに対して ✅ をつける
その後、Apply & Restart で再起動。
※Windowsの場合です。
④ コマンドを実行
set "MNTESTNET_IMAGE=us-east4-docker.pkg.dev/mawarinetwork-dev/mwr-net-d-car-uses4-public-docker-registry-e62e/mawari-node:latest"
set "OWNER_ADDRESS=0x123abc"
mkdir %USERPROFILE%\mawari 2>nul & docker run --pull always -v %USERPROFILE%\mawari:/app/cache -e OWNERS_ALLOWLIST=%OWNER_ADDRESS% %MNTESTNET_IMAGE%
📝 OWNER ADDRESS補足
set "OWNER_ADDRESS=0x123abc"
この 0x123abc の部分は、**あなたがテスト用に作成したウォレットアドレス(0xから始まる実際のアドレス)**に置き換えてください。
(例)ウォレットアドレスが0xF9c7082CA8a6A882859f16661701c1ad65d12812
だとしたら、以下のように書きます👇
set "OWNER_ADDRESS=0xF9c7082CA8a6A882859f16661701c1ad65d12812"
- このOwnerアドレスは、最初にテストネットでトークンやGuardian NFTを受け取ったメインウォレットです。
- 後で、このウォレットから burner/operatorウォレット(ノード内で自動生成される)にトークンを送る必要があります。
正常なら、[INFO] loaded config ... などのログが流れ始めます。
私は、Docker Desktop を起動していない状態で、コマンドプロンプトに上記のコードを入力したのでエラーがでました。
つまり、docker コマンドがエンジンに接続できていません。
📝Burner Wallet補足
- 一時的・使い捨てのウォレットのことです。
- あなたが作成したメインウォレットとは別に、ノード(Guardian Node)を起動したときに自動生成されるウォレットです。
- 実際にはノードのローカル環境(あなたのPC内)に秘密鍵とアドレスが保存されます。
🧩 なぜBurner Walletを使うか?
- メインウォレット(所有者ウォレット)にはNFTや資産が入っているため、セキュリティ上、直接ノードの操作に使うのは危険です。
- そこで、リスクの少ない「burner wallet」をノードに紐づけて動かすという仕組みを取っています。
📌 まとめ
| 用語 | 内容 |
|---|---|
| メインウォレット(OWNER_ADDRESS) | 自分で作成したウォレット。NFTの所有者として設定 |
| バーナーウォレット(burner wallet) | ノード起動時に自動生成される一時的な運用用ウォレット |
ここからは「burner wallet にトークン(ガス代)を送る → ノードクライアントをアクティブ化する」という ステップ2後半〜ステップ3 の解説です。
すでにDockerコンテナが起動し、burner walletアドレスも取得できる状態になったら、次は以下を進めてください👇
burner wallet アドレスを確認する
まず、ノード起動時に出たログから burner wallet のアドレスを控えます。コマンドプロンプト内のログから以下のフレーズを含む箇所を見つけて、コピーしてきましょう。
[INFO] Using burner wallet {"address": "0x...."}
※ 0x.... の部分が burner wallet のアドレスです。
今後のステップでこのアドレスにテストトークンを送金します。
メインウォレットからburner walletへトークンを送金
- Faucetを送付したメタマスクウォレットを開く
- すでにメインウォレットに 先ほどFaucetで入手した2枚のテストトークンがあるので、そのうち1枚をburner wallet宛に送金する
- 送金先:burner walletアドレス
- 金額:1 MAWARI token

💡 もしメインウォレットに1枚しか無い場合は、
Hubでもう1枚を burner walletアドレスに直接請求してもOKです。
僕は、ここで、Burner walletに1Mawari送金していなかったので、コマンドプロンプト側でずっとエラーが出て、詰まってました。要注意!!
Guardian Nodeをアクティブ化する(Delegation)
次に、Guardian NFTをburner walletに委任(Delegate)することでノードをアクティブ化します。
- ブラウザで Guardian Dashboard を開く
→ https://app.testnet.mawari.net/ - メインウォレットを接続する(NFTを保有しているウォレット)
- 画面に表示される 所有しているGuardian NFTのID をすべて選択
- 「Delegate」ボタンをクリック
- 入力欄に burner walletのアドレス を貼り付け、「Delegate」ボタンで確定
- MetaMaskでトランザクションに署名して完了
📋 ④ ノード側で委任が認識されたか確認
PowerShell(またはターミナル)で起動中のノードのログに、以下のような表示が出ていれば成功です:
[DEBUG] received delegation offers count {"delegation offers": "1"}
[DEBUG] accepting delegation offer {"hash": "..."}
[INFO] delegation offer accepted {"hash": "..."}
また、Guardian Dashboard上でも、ノードが「Pending」から 「Running」の 状態になっているはずです。

✅ ここまでで完了です!!!
これで、あなたのGuardian Nodeは burner wallet を通して起動・稼働中になっています。
追加(余裕のある人向け)
PowerShellを閉じてもノードをバックグラウンドで動かし続ける方法
PowerShellを閉じてもノード(プログラム)をバックグラウンドで動かし続ける方法は大きく分けて次の2通りあります。
🅐 nohup や Start-Job を使う(簡易・手動起動)
PowerShellから直接実行中のプロセスをバックグラウンドジョブにしておけば、PowerShellウィンドウを閉じても動かせます。
PowerShell例
Start-Job -ScriptBlock { node index.js }
node index.jsの部分をあなたのノード起動コマンドに置き換えてください- ジョブはPowerShellを閉じても動き続けますが、PC再起動で止まります
- 停止させたいときは:
Get-Job | Stop-Job
🅑 Windowsサービス化する(恒久・自動起動)
PCを再起動しても自動で起動する常駐ノードにしたいなら、ノードをWindowsサービスとして登録します。
最も簡単な方法は NSSM (Non-Sucking Service Manager) というツールを使う方法です。
手順
- NSSMをダウンロード
- 公式: https://nssm.cc/download
- ZIPを展開し、
nssm.exeを取り出す
- サービスを登録する
nssm install MyNode- GUIが出るので以下を設定
- Path:
C:\Program Files\nodejs\node.exe(Node.jsのパス) - Arguments:
index.js(あなたのノードファイル名) - Startup directory: ノードファイルがあるフォルダ
- Path:
- GUIが出るので以下を設定
- サービスを開始する
nssm start MyNode - Windows起動時に自動起動されるようになります
- 停止したいとき:
nssm stop MyNode - アンインストール:
nssm remove MyNode


コメント